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ファイルとノート ​

ドキュメント作成中

一部の内容はまだ不完全な場合があります。

ターミナルの傍らに 3 つのパネルがあります。ローカルとリモートを同じように扱うファイルブラウザー、既にあるノートの保管庫に紐づく Markdown エディタ、そして保存したコマンドのライブラリです。同じ右サイドバーには、エージェントパネルや、プラグインが追加するパネルも置けます。

ファイル ​

ファイルブラウザーは現在の Project のツリーを表示し、選択したファイルにはシンタックスハイライト付きのプレビューを、Project 全体を検索するフィルター欄を提供します。ほかの場所からパネルにドロップしたファイルは落とした先のフォルダーにコピーされ、行をターミナルにドラッグするとそのパスが貼り付けられます。また アプリで開く で別のアプリに渡せます。

フィルターはあいまい検索ではありません。ファイル名の一部に、大文字と小文字を区別せずに一致します。クエリに / が入ると、Project からの相対パスに対して一致を取るようになるので、src/main は src/main.rs には一致しても tests/main.rs には一致しません。

検索が見る範囲 ​

検索はひとつの規則で Project をたどります。ローカルでもリモートでも同じです。

  • .github のようなドットファイルも含める
  • シンボリックリンクはたどらない
  • バージョン管理、ビルド、依存関係のフォルダーは飛ばす:.git、.hg、.svn、target、node_modules、.next、.nuxt、.turbo、.cache、dist、build、coverage、vendor、.venv、venv、__pycache__
  • Project 自身の .gitignore が除外するものは含めない(right_sidebar_search_respects_gitignore を false にした場合を除く)
  • 100,000 項目でたどるのをやめる

.gitignore の規則が効くのは検索だけです。除外されたファイルもツリーには残り、検索で出てこないだけです。飛ばされるフォルダーは事情が違い、ローカル Project のツリーにも表示されません。

フィルターの裏にある一覧は、パネルを開いたときではなく最初に検索したときに作られます。そのため大きな Project では、最初のクエリに少し時間がかかります。

ツリー ​

パネルが表示されている間、ローカル Project のツリーは 90 秒ごとに読み直されます。更新ボタンを押せば、ローカルでもリモートでもすぐに読み直します。

Project ごとに表示の状態が保たれます。別の Project に切り替えて戻ると、開いていたフォルダー、選択していたファイル、スクロール位置、フィルターの中身が戻ってきます。これは ThinkTerm が動いている間有効です。

行を右クリックすると、そのファイル自体に対する操作が出ます。

ローカルの行リモートの行
開く(ファイルのみ)、システムの既定のアプリでダウンロード(ファイルとフォルダー)
Finder に表示 — Windows では エクスプローラーに表示、Linux では フォルダーに表示新しいフォルダー(フォルダーのみ)
パスをコピーパスをコピー
名前を変更…名前を変更…
ゴミ箱に入れる削除…

名前の変更は行の中でそのまま行います。リモートでの名前の変更は、すでに使われている名前を拒みます。

プレビュー ​

ファイルを選ぶと、そのプレビューがツリーの左側の広いペインに開きます。両者の境目をドラッグすると幅を変えられ、ThinkTerm はその幅を覚えておきます。

何が表示されるかはファイルによります。

ファイルプレビュー
テキスト先頭 1.5 MiB をシンタックスハイライト付きで。それより長いファイルには プレビューは 1.5 MiB で切り詰められました と出ます
画像 — PNG、JPEG、GIF、WebP、BMP、ICO、TIFF画像そのもの。ファイルは 16 MiB まで、画素数は 1,600 万まで
ゼロバイトを含むものPreview unavailable for binary file
UTF-8 ではないテキストPreview unavailable for non-UTF-8 text

64 KiB までのファイルは、開いた時点ですでに色が付いています。それより大きいファイルはまずプレーンテキストですぐ表示され、少し遅れて色が付きます。テキストのプレビューは、横方向のジェスチャー、または Shift を押したままマウスホイールで横にスクロールできます。

プレビューのヘッダーには開くボタンがあり、… で開く とアプリの名前が書かれています。そのアプリは、一覧から最後に選んだもの、まだ選んだことがなければファイルの既定のアプリです。隣の矢印は、そのファイルを開けるほかのアプリと、コンピューター上の任意のアプリを選ぶ 別のアプリで開く… を並べます。そうして選んだアプリは一覧に加わります。選んだアプリは、別のものを選ぶまで、以後すべてのファイルでこのボタンのアプリになります。

ローカルのプレビューを右クリックすると コピー、すべてコピー、パスをコピー、場所を表示する項目、アプリで開く が出ます。リモートのプレビューでは代わりに コピー、すべてコピー、パスをコピー、ダウンロード です。サーバー上のファイルは、ダウンロードしてからでないと別のアプリでは開けないからです。

Markdown のプレビュー ​

Markdown ファイルは、ソースではなくレンダリングした形でプレビューされます。プレビューのヘッダーにあるボタンで両者を切り替えられ、その選択は次のファイルにも引き継がれます。

レンダリング表示は選択してコピーでき、リンクを開け、[[wiki リンク]] を Project のファイルの中で解決します。複数のファイルに一致する wiki リンクは候補の一覧を出して選ばせます。何にも一致しないものは何もしません。プレビューがファイルを作ることはないからです。コードブロックには、ブロックをコピーするボタンと折りたたむボタンが付きます。ネットワークから画像を取得することはありません。

Markdown プレビューで編集する ​

プレビューが丸ごと保持しているローカルの Markdown ファイル — 1.5 MiB まで、かつ読み取り専用でないもの — は、レンダリング表示のままその場で編集でき、キーはノートと同じです(キーボードを参照)。タスクのチェックボックスをクリックすると切り替わり、右クリックするとノートの編集メニューに続けてファイル自身のメニューが出ます。Esc でキーボードを手放します。リモートのファイル、プレビューが保持できる長さを超えるファイル、誰も書き込めないファイルは、読み取り専用のままです。

編集内容の保存はノートと同じです。編集のたびに少し後で、そしてファイルを離れるとき、ソース表示に切り替えるとき、ウィンドウを閉じるときにもう一度。同じファイルのノートとプレビューは、このウィンドウでも別のウィンドウでも 1 つのテキストを共有します。Windows の改行のファイルは、その改行のままです。

ファイルは数秒おきに確認されます。ここで開いている間にほかのプログラムが書き込んだ場合は、その版がプレビューの内容に置き換わります。確認が始まったあとに自分で入力していた場合は除きます。プレビューが保持できる大きさを超えて大きくなったファイルや削除されたファイルは、今の状態で読み込み直されます。

保存に失敗したとき、またはファイルが読み込めないものに変わったときは、編集が止まります。テキストの上に理由を示す 1 行が出ます — 保存できなかったため編集を止めました または ファイルが変更され、読み込めなくなったため編集を止めました で始まります — テキストは画面に残るので、コピーして取り出せます。読み込めなくなったファイルを上書きすることはありません。プレビューは離れるまで残ります。戻る操作かウィンドウを閉じる操作ではまずその 1 行が表示され、もう一度行うと編集内容は破棄されます。

SFTP 経由のリモートファイル ​

Project がリモートホスト上にある場合、同じブラウザーが SFTP 経由で動作します。対応しているのは次のとおりです。

  • リモートディレクトリの閲覧
  • アップロードとダウンロード(ディレクトリ全体の再帰的な転送を含む)
  • 転送失敗後の再試行
  • リモートターミナルへ直接ドロップしてそこへアップロード
  • 同じフィルター欄でのリモート Project の検索

既定では、パネルが自分からホストに接続することはありません。頼むまでは 未接続 と 接続 ボタンを表示し、接続中は 接続中…、失敗すると 接続に失敗しました と 再試行 を出します。一度接続したホストには、ThinkTerm が動いている間は自分で接続し直し、再起動後はもう一度確認します。そのホストのターミナルにファイルをドロップしたり貼り付けたりするのも、頼んだことになります。

ホストに、頼まれなくても接続するよう指定することもできます。エディターで ファイルパネルを自動で接続 をオンにすると、パネルは、そのホストのターミナルが隣にある時点で接続します。そのターミナルが直接ホストにつながっていても、ThinkTerm Connect のドメイン経由でも同じです。このスイッチはホストごとで、オンにするまではオフです。対象は ThinkTerm 自身の一覧にあるホストだけで、~/.ssh/config にしか現れないホストは常に 接続 を待ちます。

転送がサーバー上の何かを上書きすることはありません。名前がすでに使われているアップロードは、置き換えずに失敗します。フォルダーのアップロードは最初にそうした名前に当たったところで止まり、どこまで進んだかを示します。ダウンロードもコンピューター上の何かを上書きしません。使われている名前には (1)、 (2) などが付きます。ファイルなら拡張子の前、フォルダーなら末尾です。

ダウンロードは 設定 › ワークスペース › ダウンロードフォルダー に保存されます。指定がない場合や システムのダウンロードフォルダーを使用 を選んだあとは、システムのダウンロードフォルダーが使われます。

リモート Project を検索する ​

リモート Project は、SFTP で 1 ディレクトリずつたどられるわけではありません。初めて検索するとき、ThinkTerm はホスト自身に Project を一覧させます。ファイルブラウザーがすでに持っている SSH 接続を使い、そこで thinkterm list-files を実行するのです。その後の入力は返ってきた一覧の中だけを検索し、一覧が古くなると取り直します。リモートファイルの Markdown プレビューも、同じ一覧で wiki リンクを解決します。

そのため検索には、ホストに ThinkTerm が入っていて、しかも list-files を持つほど新しいことが必要です。ホストに remote_wezterm_path が設定されていればそれを実行し、なければよくあるインストール先を探します。ThinkTerm がない、あるいは古すぎるホストでは、空の結果ではなく、そちらの ThinkTerm を更新してから再読み込みするよう求めるメッセージが出ます。20 秒を超えた一覧は打ち切られます。

待機中の接続は自動で閉じます ​

使われていない SFTP 接続は、開いたままにせず閉じられます。タイムアウトは 設定 › ワークスペース › リモートファイル接続のアイドルタイムアウト で、既定は 15 分、1 分から 120 分の範囲で設定できます。タイムアウト後にリモートディレクトリを開き直すと、接続してから ThinkTerm を再起動していない限り、確認なしで接続し直します。失われるものはありません。

見るだけでなく、変えることもできます ​

ファイルは名前を変えたり、パスをコピーしたり、削除したりでき、これはローカルでもリモートでも同じです。新しいフォルダーを作れるのはリモートホストだけで、名前は untitled folder から始まります。ローカルでは Finder やファイルマネージャーを使います。

覚えておく価値のある非対称がひとつあります。ローカルの削除はファイルをゴミ箱へ移しますが、SFTP 越しの削除は恒久的です。戻れる先がリモートにはないからです。その場合 ThinkTerm は先に確認し、消えようとしている項目を数えます — フォルダーは、それ自身と配下のすべてを合わせて数えます。

ファイルのドロップと貼り付け ​

Finder やファイルマネージャーからドロップしたファイルの行き先は、どこに落としたかで決まります。

落とした先起きること
フォーカスのあるノートエディタ画像が保管庫にコピーされ、ノートにリンクが入ります — ノートの画像を参照
ローカルのツリーポインタの下のフォルダーにコピーされます。ファイルの行ならそれを含むフォルダー、空いた場所なら Project のルートです
リモートのツリー同じ規則で、ポインタの下のフォルダーへ SFTP でアップロードされます。パネルが先に接続している必要があります
現在の Project があるリモートホストのターミナルリモートへのドロップ先にアップロードされ、アップロード後のパスがプロンプトに貼り付けられます
それ以外のターミナルローカルのパスが、シェル向けに引用符付きで貼り付けられます

ローカルのツリーへのコピーが既存の名前とぶつかる場合は、いったん止まり、ドロップ全体について一度だけ尋ねます。既存のファイル N 件を置換、既存のファイル N 件をスキップ、コピーをキャンセル のいずれかです。

ターミナルへのドロップでアップロードする ​

リモートセッションのターミナルにドロップしてローカルのパスが貼られても、サーバーにはそのファイルがないので役に立ちません。そこで、そのターミナルが現在のリモート Project と同じホストのものであれば — ThinkTerm Connect でも普通の SSH ホストでも — ThinkTerm はまずファイルをアップロードし、サーバー上でのパスを貼り付けます。引用符は quote_dropped_files の設定にかかわらず POSIX の規則で付きます。Mosh セッションのターミナルはコンピューター上で動いているので、そこへのドロップはこれまでどおりローカルのパスを貼り付けます。

ファイルの行き先は 設定 › ワークスペース › リモートへのドロップ先 で、既定は ~/ThinkTerm_Uploads です。サーバーになければ作られます。cwd にすると、シェルが最後に報告した現在のディレクトリへアップロードします。まだ報告していないシェルでは ~/ThinkTerm_Uploads に送られます。ドロップしたファイルが何かを上書きすることはありません。名前が使われていれば name (1).ext、name (2).ext となり、貼り付けられるのは実際に付いたほうのパスです。ドロップしたフォルダーは丸ごとアップロードされます。

ファイルと画像を貼り付ける ​

貼り付けは、テキストだけでなくクリップボード上のファイルと画像も読み取ります。現在のリモート Project があるホストのターミナルでは、Finder やファイルマネージャーでコピーしたファイルはドロップしたときとまったく同じようにアップロードされます。コピーした画像 — たとえばスクリーンショット — は PNG に変換され、Pasted 2026-10-02 at 14.03.05.png のように貼り付けた日時の名前でアップロードされ、そのパスが貼り付けられます。ローカルのシェルでは、コピーしたファイルは引用符付きのローカルパスとして貼られ、コピーした画像は何もしません。テキストはこれまでどおりに貼り付けられます。

フォルダーと転送ストリップ ​

フォルダーは何かを動かす前に最後まで読まれるので、作業の量があらかじめ分かります。ローカルのツリーへのコピーでは、最初の 1 バイトを書く前に名前の衝突をすべて見つけます。1,000 項目を超えるフォルダーは先に確認します — N 項目をアップロード または N 項目をダウンロード。サーバー上の項目は 1 つごとに往復が必要だからです。読み取りは、コンピューター上のフォルダーなら 100,000 項目、サーバー上のフォルダーなら 10,000 項目で止まります。フォルダー内のシンボリックリンクはたどらずに飛ばし、いくつ飛ばしたかを転送の中で知らせます。

転送とローカルのコピーは、ファイルパネルの転送ストリップに進捗付きの行として表示されます。終わった行は新しい行に場所を譲り、実行中の転送が押し出されることはありません。収まらない行は表示せずに数だけを示します。実行中の行をクリックすると取り消し、終わった行をクリックすると 再試行 と 閉じる が出ます。再試行するものがなければ、そのまま消えます。

ノート ​

ノートパネルは 保管庫 に紐づく Markdown エディタです。保管庫とは、Obsidian が使うのと同じ構成で通常の Markdown ファイルを収めたディレクトリのことです。取り込みも変換も行いません。ThinkTerm は紐づけだけを記録し、ファイルはあった場所のまま編集します。同じ保管庫を Obsidian で同時に開いていても構いません。

エディタは Markdown を読んだときの姿で描き、キャレットのある場所では記法をもう一度見せて編集できるようにします。扱えるもの:

  • 見出し、強調、取り消し線、リスト、引用
  • チェックボックスとして描かれるタスクリスト
  • テーブル
  • シンタックスハイライト付きのコードブロック
  • 水平線
  • ノート先頭の front matter ブロック(プロパティの一覧として表示)
  • > [!warning] のような callout(カードとして描画)
  • #タグ と ^my-block のようなブロック ID
  • 画像(リモート URL から読み込むものを含む)
  • [[wiki リンク]](保管庫全体で解決されます)と、インラインで描かれる ![[埋め込み]]
  • スペルチェック(macOS のみ)
  • 自動保存(編集のたびに少し後で)

文字は文書のように組まれます。本文は標準の太さ、太字はセミボールド、見出しは大きく太く、見出し・リスト・空行の前後には余白があり、インラインコードは角丸の背景の上に置かれます。テーブルのセルは折り返され、角丸の枠に収まります。最も長い単語さえ収まらないときにだけ、テーブルは横にスクロールします。ファイルパネルでレンダリングされた Markdown のプレビューも同じ組み方です。

どのファイルにも当たらないリンクをたどると、その名前のノートが作られます — ただしその名前がこのプラットフォームでファイル名にできない場合は、黙って別の名前にするのではなく作成を拒みます。

新しく作られるノートは、あなただけが読める権限になります。すでにあるファイルは元の権限を保つので、意図してグループ読み取り可にした保管庫はそのままです。

保管庫は単なるディレクトリなので、移動も、同期も、バージョン管理下に置くことも自由です。ThinkTerm が保管庫を開けない場合は、空のパネルを見せる代わりに理由を伝えます。見つからないフォルダーは「存在しない」と報告されます — 移動・改名・削除のどれであるかは区別できません。見つかるが読めない場合は権限の問題として報告され、お使いのプラットフォームで確認すべき箇所と、抜け出すための 別の保管庫を選択…、新しい保管庫を作成…、再試行 が示されます。

保管庫を紐づける ​

Space は 1 つの保管庫に紐づきます。まだない間、ノートパネルにはボタンが 2 つ出ます。既存の保管庫を選択… は、すでにノートを置いているディレクトリをその Space に指定します。新しい保管庫を作成… は新しい保管庫の場所を選び、ディレクトリがなければ作ります。どちらの場合も、紐づけたディレクトリの外には一切触れません。あとで変えるには、ノートメニューの 別の保管庫を選択… を使います。

Space の中では、Project ごとに最後に開いていたノートを覚えているので、Project を切り替えるとノートも切り替わります。Project で初めてノートを開いたときは保管庫のノートを 1 つ表示し、ノートがひとつもない保管庫では Untitled.md を作り始めます。

ノートメニュー ​

ノートのツールバーにあるメニューボタンには、次の項目があります。

項目働き
新しいノート保管庫のルートに Untitled.md を作って開きます。その名前が使われていれば Untitled 2.md 以降になります
保存自動保存を待たずに今すぐ保存します
ソースモード描かれたノートの代わりに素の Markdown を表示します。オンの間はチェックが付きます
保管庫サイドバーを表示 / 保管庫サイドバーを非表示ノートの横に保管庫のファイル一覧を出し入れします。両方を置くには狭いときは 保管庫を表示 / 保管庫を非表示 になり、ノートと一覧を入れ替えます
別の保管庫を選択…Space を別のディレクトリに紐づけ直します
Finder に表示保管庫を Finder で表示します — Windows では エクスプローラーに表示、Linux では フォルダーに表示

保管庫の一覧で Markdown ファイルを選ぶとノートとして開き、それ以外のファイルは既定のアプリで開きます。

ツールバーのもう 1 つのボタンは、ノートをサイドバーの左側の広いペインに移し、保管庫の一覧をサイドバーに残します。もう一度押すと戻ります。ThinkTerm はどちらにしたかを覚え、ドラッグしたあとはペインの幅も覚えます。広いペインでは、本文の列は note_reading_max_width(既定 820)で止まり、中央に置かれます。

キーボード ​

macOS では Cmd、Windows と Linux では Ctrl を使います。

キー動作
Cmd S今すぐ保存
Cmd E描かれたノートとソースを切り替え
Cmd B / Cmd I選択範囲を **太字** / *斜体* で囲む
Cmd Z / Shift Cmd Z取り消し / やり直し。Windows と Linux では Ctrl Y もやり直し
Cmd A、Cmd C、Cmd X、Cmd Vすべて選択、コピー、カット、ペースト
Home / End行頭 / 行末
macOS では Cmd ← / Cmd →表示されている行の行頭 / 行末。折り返された段落では、論理行全体ではなくその表示行
macOS では Cmd ↑ / Cmd ↓、ほかでは Ctrl Home / Ctrl Endノートの先頭 / 末尾
↑ / ↓1 行上 / 下へ。画面の外にある行も含む。先頭の行で ↑ を押すとノートの先頭へ、最後の行で ↓ を押すと末尾へ
Page Up / Page Down1 ページ分スクロール。キャレットはそのまま
macOS では Option ← / Option →、ほかでは Ctrl ← / Ctrl →単語単位で移動。Backspace と組み合わせるとキャレットの前の単語を、Delete と組み合わせると後ろの単語を削除
macOS では Cmd Backspace表示行の行頭まで削除
macOS では Ctrl A / Ctrl E / Ctrl K行頭 / 行末 / 行末まで削除
macOS では Ctrl B、F、P、N と Ctrl D、H← → ↑ ↓ と Delete、Backspace と同じ
Enter改行し、リスト・引用・番号付きリスト・タスクリストを続ける。空の項目ではリストを終える
Tab / Shift Tabテーブルでは次 / 前のセルへ。リストや引用の行、または複数行にまたがるときはインデント / インデント解除。それ以外では Tab が空白 4 つを入れる
Escエディタから抜ける

移動キーを Shift と一緒に押すと選択範囲が広がります。

入力は単語ごとに取り消されます。1 回の取り消しで、入力したばかりの単語とその後ろの空白が戻ります。Backspace や Delete の連続は 1 ステップです。2 秒を超える間、キャレットの移動、取り消しややり直しのあとは新しいステップになり、ペーストはまとめて取り消されます。入力メソッドが確定した語句は、それだけで 1 ステップです。

入力メソッドが変換中の文字は、ノート自身のフォントでキャレットの位置に表示され、その行の残りは場所を空けます。確定するか Esc で取り消すまで、エディター内のクリックは何も起こしません。

リンクとコードブロック ​

リンクはクリックすると開きます。複数のノートに一致する wiki リンクは、推測せずに候補の一覧を出して選ばせます。コードブロックにはそれぞれ、ブロックをコピーするボタンと折りたたむボタンが付きます。

ノートの画像 ​

ノートエディタにフォーカスがある間にウィンドウへドロップした画像は、ノートの隣の attachments フォルダーにコピーされ、キャレットの位置に ![diagram](attachments/diagram.png) のようなリンクが入ります。そのフォルダーで使われている名前は diagram-2.png などになります。受け付けるのは 25 MiB までの PNG、JPEG、GIF、WebP、BMP、ICO、TIFF ファイルで、それ以外のファイルには手を付けません。

http:// または https:// のアドレスでリンクされた画像は、16 MiB まで取得して描かれます。取得先はパブリックなアドレスだけで、自分のマシンやローカルネットワークには決して取りに行きません。note_remote_images_enabled = false にすると、ノートは何も取得しなくなります。

スペル ​

スペルチェックは macOS のシステムのスペルチェッカーを使うため、Windows と Linux にはありません。note_spellcheck_enabled = false にすると macOS でもオフになります。スペルの誤った単語を右クリックすると、最大 5 つの候補と、スペルを無視(このノートではその単語を通す)、スペルを学習(システムの辞書に加える)が出ます。テキストを選択しているときは、調べる でその語を macOS の辞書で開きます。

Mermaid 図 ​

mermaid と指定したフェンス付きコードブロックは、図として描かれます。ノートでも Markdown ファイルのプレビューでも同じです。ノートでは、キャレットがブロックの中にある間や、閉じるフェンスがまだない間はコードに戻るので、そのまま編集できます。図はノートのライト/ダークの見た目に従い、図が参照する画像は読み込まれません。

解析できないブロックや、描くには大きすぎるブロック — ソースが 16 KB を超える、またはリンクが 150 を超える — はコードのまま残り、どちらなのかがヘッダーに表示されます。

スニペット ​

3 つ目のパネルは、保存したコマンドとテキストのライブラリです。一つひとつがタイトルと本文からなり、パネル内で検索できます。スニペットは今いるペインに貼り付けることも、そのまま実行することもできます。

新しいスニペット でエディタが開きます。アクションの説明 がタイトルで、空のままでも構いません。その場合はスクリプトの最初の空でない行が 48 文字に縮めて使われます。入力したタイトルは 80 文字までです。スクリプト が本文で、必須です。一覧のスニペットをクリックすると編集が開き、ゴミ箱のボタンは確認なしですぐに削除します。

いちばん新しいスニペットが一番上に来ます。検索はタイトルと本文を、大文字と小文字を区別せずに調べます。

実行するときは本文の各行の末尾で Enter が押されるため、複数行のスニペットは一塊で送られるのではなく 1 行ずつ実行されます。前後の空行は取り除かれます。

実行と貼り付けは、テキストが届いた時点でフォーカスのあるペインではなく、ボタンを押した時点でフォーカスしていたペインへ送られます。そのペインがそれまでになくなっていれば、何も送られません。

スニペットは ThinkTerm のデータディレクトリにある snippets.json に、デスクトップが動くコンピューター上で保存されます。macOS と Linux では、このファイルはあなただけが読めます。秘密の保管場所ではなく、中身は暗号化されません。パネル自体は写しを持ちません。スニペットは ThinkTerm のプラグインサーバーのもので、スニペットはその組み込みプラグインです。どのウィンドウも — そしてブラウザーのスニペットタブも — そのサーバーが持つものを表示します。あるホストに接続したブラウザーには、そのホストに保存されたスニペットが見えます。プラグインサーバーについては プラグイン を参照してください。

パネルは任意です ​

設定 › サイドバーとプラグイン が、右サイドバーにどのパネルを並べるかを決めます。すべて切ると、サイドバー自体がなくなります。そこにあるスニペットのスイッチは、スニペットプラグインのスイッチも兼ねています。

git リポジトリの変更は、ファイルパネルではなく Diff プラグインが表示します。プラグイン を参照してください。

関連 ​

  • リモート — ファイルを閲覧している先のホストへ接続する
  • 設定 — 保管庫の紐づけが記録される場所
  • プラグイン — スニペットが動くプラグインサーバーと、Diff のようなパネル
  • エージェント状態 — 4 つ目の組み込みパネル